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内税表記にした場合の注意事項および外税表記への戻し方

2021/04/01配信

明細作成時の注意事項

4月1日より、料金表を内税に変更して業務を開始した病院様よりお問い合わせを頂いておりますのでご案内します。

金額入力時に注意すること

明細作成時に料金表の金額そのままでなく、ダイレクトに金額を入力する際は税込みの金額を入力する必要があります。 外税で運用していた時のように税別の金額を入力してしまうとその金額が税込みの金額になってしまいます。

例: 外税運用時: \1,000 => 内税運用時: \1,100

値引き入力時に注意すること

値引き金額を入力する際にも税込みの金額を入力してください。
例えば、外税で明細を作成していた時に\1,000の値引きをしていた場合は、内税で同じ値引きをする場合は\1,100の値引きが必要です。

外税時の例: 小計\10,000 値引き\1,000 = \9,000 + 消費税\900 = \9,900

内税時の例: 小計\11,000 値引き\1,100 = \9,900(税込み)

外税の時と同じ\1,000の値引きをすると値上げされたようになりますのでご注意ください。

 

売上管理での表示についての注意事項

内税で明細を作成して入金したデータと外税で明細を作成して入金したデータでは、売上管理での金額表示に違いが出ます。

これは、同じ内容の明細を内税(上の行)と外税(下の行)で入金した際の金額の違いです。
当然ですが、内税で入金すると小計の時点で税込み金額になります。 1日の途中で切り替えると日計表内でこれら表記が混在することになりますのでご注意ください。

同様に、明細の内容も以下のようになります。

他にも、項目毎の金額の集計した際にも税込み金額や税別金額が混在したかたちで集計されますので、十分ご注意ください。

 

 

内税表記から外税表記に戻す方法

内税から外税に戻す簡単なツールはありません。
外税に戻すには以下の3つの方法があります。

1.外税設定の時にとってあったバックアップに復元する

2.外税設定時の料金表をExcelファイルなどで書き出してあった場合はそれを読み込む

3.料金表ファイルを書き出し、Excelなどで料金を一括で戻してから読み込む

方法1.バックアップデータへ復元

バックアップユーティリティーを使用して、バックアップデータを復元します。
この場合、外税だった時のバックアップデータが残っているというのが条件です。

操作方法

1)バックアップユーティリティーで「復元」に進む

2)復元するデータとして「システムデータ」のみ選択

3)バックアップ元として、外税設定時にとってあるバックアップを選択して次へ進み復元する

PC内には通常2つのSUBバックアップが取られています。バックアップの日時を確認して外税だった際に取られたSUBバックアップがあればそれを選択して復元します。

なお、ペット&ファミリー損保を利用している場合は「システムデータ」だけの復元はできませんので、その場合はご相談ください。

方法2.Excelファイルを読み込み

税別で作成した料金表のファイルをCSVやExcelファイルで書き出したものがある場合、そのファイルを読み込んでから、消費税設定を「外税」に変更します。

方法3.料金表ファイルを書き出してExcelで一括変更

税込みの料金表をCSVやExcelファイルで書き出してから、Excelで税込み料金を税別料金に一括で計算しなおし、そのファイルを読み込んでから消費税設定を「外税」に変更します。

以上

 

 
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