ペットクルーカルテVer7.5をリリースしました
ペットクルーカルテ7は、使用するデータベースをSQL Server2017にバージョンアップすることでさらなる信頼性の向上と機能の向上を実現しました。
SQL Serverをバージョンアップ
ペットクルーカルテVer7.1までで使用していたSQL Server 2012は2022年7月12日でマイクロソフトのサポートが切れることになっています。サポートが切れたあとはセキュリティなどの更新が行わなれなくなります。
そこで、ペットクルーカルテVer7.5では、データベースをSQL Server 2017にバージョンアップする対応を行います。
Ver7.5へのアップデート作業によって、SQL Server 2017のインストール、データの移行、SQLサーバーの設定などが自動的に行われます。
Ver7.5での新機能
Ver7.5では以下の機能が新しく追加・修正されています。
新機能
①Enterprise版における電子カルテの処置・処方での操作にて明細作成との連動が可能になりました。
②狂犬病猶予証明書の発行、および渡航申請書向け証明書の発行
③診察記録の情報をExcelファイルに書き出すためのユーティリティーを追加
その他、いくつかの使い勝手を向上させる機能の修正および機能の追加が行われています。
①電子カルテでの処置・処方の明細作成との連動機能(Enterprise版)
初期設定にて、処置や処方の各項目に料金表の料金項目番号を登録しておくと、電子カルテの画面で処置や処方を登録すると自動的に連動した料金が明細に追加されるようになります。
この機能を利用するには、初期設定の電子カルテの設定の中で、処置や処方の各項目に連動させる料金表の項目番号を登録しておく必要があります。
②狂犬病猶予証明書の発行および渡航申請書向け証明書の発行
狂犬病予防接種を猶予した場合の記録と猶予証明書の発行ができるようになりました。
また、狂犬病ワクチンの製造会社名やロット番号も登録しておくことがきるようになったので、後日渡航申請書向けの証明書印刷が簡単になりました。
③診察記録の情報をExcelファイルで書き出すユーティリティー(Network版以上)
診察記録の情報をExcelファイルに書き出すためのユーティリティー(β版)がNetwork版以上のエディションで利用できるようになりました。
これにより、転院先へのデータ提供や学会・勉強会などの資料作成などに利用可能です。
なお、このユーティリティーはまだβ版です。 今後利用者の意見などを取り入れながら機能の改良などを行っていく予定です。
Ver7.5へのアップデート方法
Ver7.1からVer7.5へのアップデートを行う方法は、しばらくの間「自動アップデート」と「アップデートチェック」によるアップデートは行いません。 アップデートファイルをダウンロードしてアップデートを行ってください。
2022/02/24に若干の修正を行ってVer7.5.0(0100)Aになっております。 すでにVer7.5.0(0100)のユーザー様は自動アップデートおよびアップデートチェックによるアップデートが行えます。
アップデート方法①: 自動アップデート
Ver7.5へのアップデートにおいて、この方法はしばらくの間休止中
ただし、Ver7.5にアップデートした後は通常通り自動アップデートが行えます。
アップデート方法②: アップデートチェックによるアップデート
Ver7.5へのアップデートにおいて、この方法はしばらくの間休止中
ただし、Ver7.5にアップデートした後は通常通り自動アップデートが行えます。
アップデート方法③: アップデートファイルをダウンロード
しばらくの間、Ver7.1からVer7.5へのアップデートを行う場合は、以下のページからアップデートファイルをダウンロードする方法のみに限定させていただきます。
アップデートに要する時間は、PCの速度によって左右されますが数分から10分程度必要です。 アップデートの実行は時間に余裕がある時に行ってください。
◆◆◆◆Ver7.5へのアップデートファイルのダウンロードページはこちら◆◆◆◆
一時停止していたダウンロードを2月22日15時から再開しました。
一度マイページにログインし、上記のページからアップデート用のファイルをダウンロードしてください。 ダウンロードしたファイルを使ってアップデートしてください。
以上