ペットクルーカルテ7でのインボイス対応について
2019年(平成31年)10月1日から始まった消費税10%への引き上げと複数税率の導入に関連して、2023年(令和5年)10月1日よりインボイス制度が導入されることになりました。
ペットクルーカルテにおけるインボイス対応についてのお問い合わせが多くなっておりますので、再度ここでお知らせします。
ペットクルーカルテ7でのインボイス対応
ペットクルーカルテ7においてインボイスに対応したのは2023年2月にリリースしたVer7.5.0(0103)です。それ以降のバージョンであればインボイス番号を登録して明細書にインボイス番号が印刷可能です。
設定方法
インボイス関連の設定は初期設定の「明細・会計」のその他の設定で行うことができます。
明細書の印刷時
明細書を作成し、[印刷]ボタンをクリックした後の画面でインボイスを印刷するかどうかを選択できます。
インボイス番号の印刷が必要なのは明細書を渡す相手がペットショップやブリーダーなど法人または個人事業者などで、消費税の納税を行っている人に限ります。 よって、一般の個人が飼い主の場合はインボイス制度に関係ありませんので番号付き明細書を渡す必要がありません。 インボイスに関してご不明な点は契約をしている税理士などにご相談ください。
このことから、普段はインボイス番号を印刷しない設定になっており印刷が必要なときのみチェックを付けるようになっています。
実際に印刷した例
以下のように病院情報の下にインボイス番号が印刷されます。
インボイス番号が印刷されるのは明細書のみです。 単独の領収証や請求書には印刷されません。 これらに印刷されない理由は、単独に領収証や請求書内には対価となる物品やサービスの詳細情報がなかったり消費税情報がないためです。 基本的にこれらは単独で発行されるものではなく対になる明細書があるはずでそちらにインボイス番号が印刷されていればいい、というのが理由です。
以上